2025年度版_高校生ベーシックウイング学習・講座ガイド
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77学校推薦型選抜の対策は?調査書に記載される「学習成績の状況」は、特に「指定校制」の場合、学校内で推薦される基準として引き続き重要となります。高1の1学期(前期)から定期テスト対策に力を入れる必要があります。小論文は、多くの大学で課されています。日常の学習において意識的に「書く練習」を心がけることが大切です。国公立大学は、多くの大学で「大学入学共通テスト」を課しています。一夜漬けの勉強ではなく、日頃から着実に勉強を積み重ねて、基礎力を高めておく必要があります。①大学入学共通テスト、②各大学独自の評価方法(小論文、プレゼンテーション、各教科・科目テスト、資格・検定試験の成績など)の少なくともいずれか一つの活用が必須とされています。学校長からの推薦書には、学力の3要素「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」に関する評価が具体的に記載されることになり、大学は選抜にあたりその活用が必須とされています。学校の成績として、調査書に記載される「学習成績の状況」は、学校の成績のみで評価するのではなく、学力の3要素も含めて全体的に評価されます。学力の3要素に関する評価が具体的に記載される推薦書少なくともいずれか一つの活用が必須大学入学共通テスト大学独自の評価方法学力検査国公立大学は、多くの大学で「大学入学共通テスト」を課しています。一夜漬けの勉強ではなく、日頃から着実に勉強を積み重ねて、基礎力を高めておく必要があります。部活動、生徒会、ボランティア活動、コンテストなどで、自己PRできる確かな足跡を残していくことが大切です。「英語外部試験」の結果を出願資格や加点要素とする大学が増加しています。英語4技能の学習を積み重ね、英検であれば2級合格を達成しておくと、上記の自己PRポイントにもなります。重視されている少なくともいずれか一つの活用が必須学校推薦型選抜って?「総合型選抜」では、「学校推薦型選抜」と同様に、①大学入学共通テスト、②各大学独自の評価方法(小論文、プレゼンテーション、各教科・科目テスト、資格・検定試験の成績など)の少なくともいずれか一つの活用が必須とされています。「本人の記載する資料(活動報告書、大学入学希望理由書、学修計画書等)が重視されています。総合型選抜って?推薦入試のしくみ

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